ノスタルジックな魅力に溢れる宿場町『島田市・川越し街道』に思いを馳せる。
読者の皆様、こんにちは!(‘◇’)ゞ
今回のおススメは、静岡県の島田市『川越し街道』であります。
島田市という場所は自分にとって、ちょっとローカルな場所でもありました。
正直に言いますと、あまり馴染みのない通過点的な感じでありました。(すみません・・・。)
それがとあるきっかけで、とても魅力的な土地であることに気が付いたのであります。
それは今から4年ほど前に見に行った、『本とマルマル』と言うイベントでした。👇
開催されていた場所は『島田市博物館分館』であります。👇
本のフリーマーケットや、個性的な雑貨屋が集まった、とても魅力的なイベントでありました。
そして、そこで見た町の雰囲気や、地元の方たちとの交流がとても心地よかったのであります。
今回自分は、この小さい宿場町の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい・・・そう思って記事を書いたわけであります。
最後までお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。m(_ _)m
◎ 目次
◎ 島田市の『川越し街道』ってどんな場所?
先ずは島田市が何処にあるか?というところから紹介します。
島田市は下の地図を見て頂けると分かり通り、静岡県内の静岡市と浜松市の丁度真ん中ほどに位置する場所であります。👇
で、今回ご紹介する場所は、この島田市内の『河原(かわら)』という地区であります。👇
上のgoogleマップの線で囲まれている地域が河原であります。
「え?川越し街道は?」と思われ方のために、もう少し詳しく書きますね。
島田市はその昔、『東海道五十三次』の中の23番目の宿場町でありました。
この島田市の、大井川に隣接した地域の宿場町が『川越し街道』と呼ばれる場所であります。
上の絵を見て頂くと、大井川を人を担いで渡っている風景が描かれていますね。
当時は、大井川に橋が架かっていなかったために、こうして人の手で担いで渡っていたそうです。
その担ぎ手を職業にする人と、ここで旅の疲れを癒したり、河が増水して渡れなくなった旅人のための宿場町が出来たのであります。
これが『川越し街道』と言われる所以であります。
そして、その当時の建物や風景が今も残っている場所が、この河原地区であります。
ここでは、貴重な当時の文化を体験できるワークショップや、博物館や資料館などもあり、見どころ満載の場所でもあります。
◎ 島田市のおススメスポット
ここからは、川越し街道周辺の『おススメスポット』をいくつかご紹介したいと思います。
◎ 島田市博物館
趣のあるとても立派な外観の博物館であります。
1階の常設展示ブースと、2階の特別展示ブースに分かれており、特別展示の内容は定期的に更新されているので、貴重な所蔵品に出会える可能性があります。
観覧料は別途必要ですが、後に紹介する分館との共通券ですのでお得感がありますね。
公式ホームページはこちらから👇
【 島田市博物館・島田市公式ホームページ 】
過去にこんな素敵なイベントも開催されていた様ですね。👇
『クルマ好き』の自分としては、興味津々のイベントですね~!
また是非、開催してほしいですね。
◎ 島田市博物館 分館
本館とは趣が違って、古民家をそのまま使った建物が印象的です。
明治23(1890)年に建てられた『旧桜井邸』が使われているそうです。
建物の中には当時の家財道具が残されていて、当時の生活が感じられます。
入口の土間や、畳の部屋が、昔ながらの日本家屋の落ち着いた雰囲気が漂っています。
奥には中庭もあって、イベントも開催できる様になっています。👇
あと、文館の更に奥には『民俗資料館』があるのを忘れていけませんね!
ここには明治から大正、そして懐かしい昭和の時代が感じられる、レトロな生活用品が多く展示されています。
写真はほんの一部ですが、他にもかなりの量の展示品がありました。
自分はここだけで、数時間は居られるほどお気に入りの場所であります。(笑)
レトロファン必見ですので、是非見に行ってみて下さい。
◎ そば玄
3年以上前になってしまいますが、たまたま家族で立ち寄った時に入ったお店でした。
お店の雰囲気が良くて、とても居心地の良いお店でした。
お蕎麦も美味しかったです。
なぜか写真がこれ1枚しかありませんでした・・・。(-_-;)
店舗情報はこちら👇
【 静岡アットエス・島田市『そば玄』】
◎ 川越茶屋 芭蕉庵
川越し街道沿いにある茶屋であります。
過去に3回ほどお邪魔しましたが、いつも気さくな店主様が出迎えてくれます。
店内には地元の方の手作り雑貨などが沢山置かれています。
手に取ると、そのどれもがとても丁寧に作られた物だと感じられます。
木で作られた椅子に腰かけて美味しいコーヒーを飲んでいると、日常の喧騒から離れてゆっくり流れる時間に浸れる・・・そんな素敵の場所でした。
このコーヒーを飲みに、また近いうちに立ち寄りたいと思います。
いろいろと探したのですが、店舗情報が少なくて、かなり古い情報で申し訳ないのですが参考として載せておきます。👇
【 徳川慶喜も愛した和風のコーヒー 】
◎ 蓬莱橋(ほうらいばし)
川越し街道からは少し離れた場所にありますが、是非寄って頂きたいスポットの一つであります。
この橋は『世界一長い木造歩道橋』としてギネスブックにも載っている場所で、その長さは 894.7m もあります。
昔ながらの木造橋からは独特の雰囲気があり、TV番組やドラマのロケ地に使われるほど有名な場所でもあります。
その長さにちなんで、物産販売所『897.4(やくなし)茶屋』が併設されています。
お茶の産地でもある島田の緑茶を、ふんだんに使ったスイーツも販売されているので、ご家族で足を運んでみてはいかがでしょうか。
◎ まとめ
如何でしたでしょうか?
『本とマルマル』のイベントは、残念ながら今は開催されていない様ですが、人との繋がりが感じられた貴重な体験だったと感じます。
それはこの島田という、その昔宿場町であった場所も関係しているのかも知れません。
旅の途中で様々な人たちが行き交う宿場町・・・その中で、いろいろな人たちの交流があった筈であります。
その文化が、現代においても町の人たちに引き継がれているのではないか・・・そう感じた次第であります。
イベントで島田に行ったあの日・・・茶屋でお互い初めて会ったお客さんたち。
そこで、見ず知らずの自分と他愛のない話しをしながら、御裾分けの焼き芋と、一緒に頂いたコーヒーの味がいまだに忘れられないのであります。
この記事を読んでもらうことで、少しでも『川越し街道』の魅力を伝えることが出来たなら幸いであります。
では、また次回のおススメをお楽しみに~! (=゚ω゚)ノ
◎ 関連情報
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